書評
関東地方はようやく春の足音も聞こえてきそうな陽気となってまいりましたが、AM4月号の巻頭特集は「冬季迷彩塗装秘伝ノ書」です。
この分野ではおなじみのイラストレーター、坂本明氏による世界各国の軍服・服飾について詳しい解説が成された図鑑です。
世界の傑作機シリーズNo.159、旧ソ連の大型双発ジェット戦闘機Yak-25とその発展型であるYak-28の、一連の系譜に属する機体を扱ったものです。
イタリア軍研究家吉川和篤氏による旧日本軍八九式戦車の写真集。イタリア軍のみならず日本軍関係の資料蒐集でも知られる伊太利堂の刊行です。
「戦場の三号突撃砲」第二巻です。収録内容の8割は初公開となる写真集。残りの2割も決して見慣れたようなものではなく、余程の詳しい方でもない限り初見となるものが多いでしょう。
ジョー・ホンダ撮影による写真集、レーシングピクトリアルシリーズNo.33は絶賛公開中の映画「RUSH」の舞台ともなった1976年のF1グランプリをテーマにした内容です。
第一次世界大戦の航空機模型を他に例を見ないほどのこだわりを持ってキット化しているウイングナット・ウイングス製品の製作ガイドブックです。
アンチョビさんがオマケでついてくる、本体の方の書籍です。当初は一緒に記事を纏めようかと思いましたがいざ読み始めてこれはちゃんと扱ったほうが良いなと襟を正す気分。
モデルアートの艦スペも巻を重ねて第50号。今回は「進撃の三川艦隊」と題して第一次ソロモン海戦に参加した両軍艦艇を取り上げています。
架空の存在に精密なイラストと硬質なテキストで「リアルな」存在感を与えるソフトバンクのマスターファイル、これまではガンダムやマクロスなどの機体が主な題材でしたが初の海外ものとなるサンダーバード2号です。
戦車を中心とした陸上自衛隊使用車両の模型を紹介するガイド&カタログ的な内容の書籍です。
P-51ムスタングといえば太平洋戦争当時は「空のキャデラック」として外国人収容所に閉じ込められていた子供にさえその名を知られていた(詳しくはスピルバーグの映画「太陽の帝国」を見よう!いい作品ですよ)有名な戦闘機ですが、ヴァリアントウイングスの…
RCマガジン別冊、「ガールズ&パンツァー」の世界をラジコンで楽しむためのガイドブックです。
これまでモデルアートからは零式艦上戦闘機に関する本が数多く刊行されてきましたが、本書は一風変わった内容です。
ちゃんと調べたわけではないけれど、AMとSA二誌の表紙が同時にロシアネタだったのって初めてじゃないでしょうか?そんな驚きを交えつつ2冊セットでご紹介。
スペインのモデラー陣によるドイツ戦車模型本です。
光人社のハンディ版戦場写真集シリーズ、同社NF文庫などでもドイツ軍関連の著書を精力的に発表している広田厚司氏によるものです。コンパクトでリーズナブルな価格ながら、戦場の一瞬を捉えた魅力的なショットが満載。
特集は「ベトナム航空戦2 アメリカ空軍機編パート1」、001号の空軍機編に引き続いたナム戦特集です。
今回の表紙となるのは「エイリアン2」に登場した宇宙海兵隊のスラコ号。シド・ミードによるデザインの魅力を十分に伝える全長6フィート(約152cm)の大型キットです。
レプリカント今回特集の一番の内容は2013年夏のイベント、ワンダーフェスティバルとキャラホビに出展された一般ディーラーのフィギュア諸作品となります。
本日は二本立ててこちらも参考までに。モデグラ12月号は特集「日本帝国海軍艦艇モデリングレシピ」。模型誌各誌に「艦隊これくしょん」をとりあげる記事は広がっていますが巻頭48ページを使っての堂々の大特集はさすがのフットワークで鳴らしたMG誌ですね。
※あらかじめお断りしておきますが当方ゲームは未プレイです。あくまで書籍内容の紹介ということで提督諸卿にはご了承戴きたくあります。ブラウザゲームから始まって続々と各所に戦線を拡大しつつある「艦隊これくしょん」関連書籍の中でも「オフィシャル」を…
MMiR58号、表紙の作例はM10駆逐戦車をメインにしたアルデンヌ戦のディオラマです。
ワンコインの低価格で様々な観点から歴代ガンダム作品を解説する「ガンダムの常識」シリーズより、言わずと知れた有名キャラクターを取り上げた一冊です。
タイトルにある通り日本国内で運用される軍用航空機について、機体名称や所属部隊などを解説した実機ウォッチングのためのガイド本です。
近年フィギュア業界に新しい波を起こしている「仏像」ジャンル製品のいわばガイドブックです。
特集は「戦車模型“2個イチ”改造術」。「ニコイチ」という言葉は模型業界では様々なニュアンスで使われる単語なのですが今回は
ウェザリングマガジン第5号、マッド特集の回です。
特集は「千歳」型水上機母艦です。世界の近代海軍史を紐解けば「水上機母艦」という存在は決して珍しいものではありませんが、太平洋戦争の時期にこれを大規模に建造・運用したのは旧日本海軍をおいて他にはありません。
原題は“PANZERWAFFE ON THE BATTLEFIELD”。未発表写真を中心としたドイツ戦車の写真集です。