塗装済み半完成品「技MIX」シリーズから航空自衛隊春日基地所属、春日ヘリコプター空輸隊仕様のCH-47です。
さて、レビューの前にちょっとひとこと。普段このブログは一応これでも宣伝であるとか営業であるとか売上であるとかキャピタリズム的観点に基づいて運営されています(ホントですよ)。出来ればここをご覧になった読者の皆様が一人でも多く、タイトルのリンクを伝って商品をご購入戴ければ、それこそ望外の幸せであります。日々は是全てマーケティングで、最近ではラーメン屋に入るたびに余分にギョーザをひと皿たのんで「ステマステマ」と呪文のように唱えて
…すいません、今のはちょっとウソです。
まーともかく普通はそんなこんなで売り物を紹介しているのですけれど、今回はリンクをたどっても在庫切れ、そしてちょっとワケアリ…と言うか一部パーツが欠品したものをご紹介いたします。事情はゴニョゴニョ……年度末だしいろいろあるんですよ!そういうこと!!
CH-47“チヌーク”は陸上/航空自衛隊の主力輸送ヘリコプターです。我が国においては長らくKV-107“バートル”が現役であったため他の使用国に比べて遅れた導入となりましたが、その分完成度の高いD型相当の機体を配備でき、現在もなお調達と改良は進められています。本製品は特に航空自衛隊仕様として、陸自の機体よりも明るいカラーリングによる迷彩塗装が特徴です。
塗装済みランナー。
大直径のタンデムローターは破損防止対策済みで封入されています。
小パーツ群そのいち。
小パーツ群そのに、そしてデカールは機体No.を4機分。
そして本来ですとこのように機体側面の丸窓パーツ(Bランナー)が内部のベルトハーネスまでも塗装で再現してるのですが、今回紹介する個体ではこのパーツが欠品状態です、念のため。
迷彩パターンの塗り分けやコーションマークの印刷は例によって素晴らしいのひとことです。
キャノピーは透明パーツで一体化した上にフレームなどを描き込みしたもの。
ではパチパチ組み立てていきます。機体底面のアンテナや吊り下げフックもきっちり再現、
コックピットはさすがに寄りすぎたのかアラが見える…「プラン9フロムアウタースペース」って映画を連想……
組みこんじゃうとほとんど見えないんですけどね。ちなみにローター回転ユニットを組み込んだ場合、コックピットブロックは使えませんのでご注意。
単に組み立てるだけなら特に何の問題もなく出来上がります。
後方からのパース。タンデムローターのヘリとしてはほぼ完成形といえるCH-47、今後もしばらくは短〜中距離輸送の要として日本各地で目にすることが出来るでしょう。
リアハッチには開閉ギミックがあります。
機体そのものが大型なのですが、輪をかけて大型のローター×2はスタンドに乗せて飛行姿勢を取らせるとなかなかの迫力。
機体の中心線にパーツの分割ラインが走っているので、この部分を埋めて仕上げると迷彩塗装のリペイントが結構な難儀になりそうではあります。
撮影角度でうまくパーツの欠品を誤魔化せたかな?ちょっと自衛隊のヘリコプターを紹介したい気分になったので、いささか無理を承知でやってみました。
ちょうど一年経ちましたしね。
あの頃、日曜日の昼下がりに市ヶ谷の防衛省庁舎ヘリポートにCH-47が降下していくのを新宿あたりから目撃したのがああ今は非常時なんだなと強烈な印象に残っていまして……