第52回静岡ホビーショー(その3)

そろそろ一般公開始まってる頃合いですが、現地のお天気いかがでしょうか。やっとこさっとこバンダイ編です。

GガンダムVer. 3.0、各所で話題沸騰のアイテム。やはりバンダイブース内でも一番人だかりがあるのはこれでした。


フレーム可動に併せて外装も自在に動く「ムーバブルアーマーシステム」、外形的にはリアルグレードをスケールアップさせたような印象を受けるかもしれませんが、一つ一つのギミック作動はより堅実で確かなもの、RGで頻出したポロリ事例はまず無いでしょう。


コアファイター内蔵のまま腹部可動は、実は2.0の段階で既に実装されているのですが、今回のバージョンではより一層メカニカルな魅力が付与されています。


構成的にはνガンダムVer.Kaの流れを組むものなので、武器類も確実にホールドされます。

最近の潮流として電飾ギミック内蔵の余地が含まれていて、

そちらはプレバン限定「拡張セット」でフォローされます。バズーカはこれア・バオア・クー戦での追加分だったか。


1.0から2.0へ発展するまでの時間と比べて今回の3.0はずいぶん早まった気がしますが、考えてみると1.0と2.0の間には結構いろんなMGガンダムが出てたのも確かなので、アップグレードのタイミングとしてはこれで普通なのかも知れません。ただ外形を見ているよりは実際に組んでみて、動かしてみて楽しめるようなプラモデルです。



バンダイブースには大型展示コーナーがいくつかありましてこちらはヤマト2199、新製品2種類のコスモファルコンと戦闘空母


ゲルバデス級戦闘航宙空母“ダロルド”は2199のガミラス艦艇に共通する有機的な曲線でリニューアルされたデザインです。

TVシリーズ第15話をイメージした巨大な展示パネルではヤマトとドメラーズIII世が激突する屈指の名場面が再現されていました。ゼルグード級デカ過ぎってレベルじゃねえw

私にいい考えがある!ブリッジ部分だけヤマトとセットで「ドメル自爆セット」を出すというのはどうだろう。


ゲール副司令(降格)のガイデロール級“ゲルガメッシュ”が参考展示されていました。あのオッサンも実に魅力的な小悪党なので出たら出たで面白そうな艦ではあるんだけどなあ。


今度出るポルメリア級強襲航宙母艦やガイデロール級戦艦のセットからはオマケのメカコレが新規造型の物になります。数が揃っていけばなにか新しい展望が開けるかもしれませんね。




こちらも大物、完全変形1/72VF-1バルキリー。ブースでは各部の関節や変形機構について担当者から丁寧な解説がされています。



同スケールのハセガワ製ファイター/バトロイドのキットと比べて表現や解釈の違いを楽しむのもまた良いでしょう。またハセガワからVF-25メサイヤファイターが出るそうですし、そっちのほうでもいろいろ楽しみです。


ところで初日にここのコーナーでバンダイスタッフに大変な剣幕で食ってかかる人を目撃しました。いろいろこだわりあってのことだろうとは思いますが、まあ御意見あれば建設的な方向で出された方がお互いにとって望ましいことになるだろうと、ねえ……

たとえば「柿崎機もぜひ通常製品でやりましょうよ!」とか、そういう形で。


バンダイブースこの3か所がやたらと注目を浴びていましたが、それ以外にも近年稀に見るほどでニューアイテム目白押しでした。



HGUCゾゴックはUC本編で使用したヒートサーベルに加えてシュツルムファウストも付属、腕の機能を存分に活かしたものとなりそうです。またボディ部分も新解釈で従来のゾゴック像にいろいろと修正が加えられそう。


アストレイゴールドフレームアマツミナは会場発表製品。設定上ブリッツガンダムの物を使用している右腕は新規造型されてるのかな?比べてみたかったんだけど会場内にブリッツ置いてなかった…


89式ベースジャバーは下側のMSをどうやって固定してるのかが気になるところ。どうやらスタンド部分になにか仕掛けがありそうなんですが。



ドーベンウルフは旧キットのインストにイラストだけ描かれていて「そんなパーツ無いじゃん!」と当時のガンプラ少年を嘆かせた大型対艦ミサイルが入っているのが当時嘆いた身としては実に実にありがたいところです。そいえば旧キットは川口名人がはじめて設計したプラモデルだとかで、今回のモデルをどう見ているんだろう?たとえば頭部アンテナが露骨にウエポンラックと干渉していてちっとも首が回りそうもないようなところとかは……



MGギラドーガは正統派な(?)マスターグレード製品で、いかにもギラドーガらしい手堅いつくり。結果的にマラサイが発展したようなフレーム構造になっているのはガノタ的にもおもしろい流れです。



AGE枠ではAGE-2ダブルバレットがアセム編新作映像に併せてリリース。本編同様のごんぶとビームサーベルは初めて再現されます。


遠い遠いむかしにホビーリンクジャパンのサイトで(まだ海外向けオンリーだったころだ)あなたがMG化してほしいMSアンケートをやったら堂々トップだったガーベラ・テトラがやっとHGUC化です。あの時投票していた人は今頃どうしているかしら。僅差で2位だったのがシーマ専用ゲルググマリーネで露骨に組織票だったんだが…


リアルグレードのGP01/フルバーニアンはRGの過剰な追加ディティールがオリジナルデザインとまったく反発しない実にセンス良い設計で、コアファイターも分離変形する大変良い出来なのですが、大物アイテムの影に隠れたのかあまり注目されて無いようなのです。これちょっと作ってみたくなったんだけどどうしよっかなー。



エヴァQ版の2号機と8号機も会場発表。結構大きなニュースなのに、やはりこれも割りを食ってたような気が。業者日と一般日ではまた違ってくるかな?次回予告に出てきた「あしゅら男爵」みたいなエヴァは、次回にはちゃんと出てくるのかってそんなの今から期待するなよ。


ヴァルヴレイヴは前から発表されていたイエローのカラーリングと大型マニュピレイターを装備したヴァルヴレイヴIII火神鳴以外は参考展示品でした。この先どうなるかは番組次第か。

やはり参考展示の敵メカ「バッフェ」は本編知らなくてもカタチのユニークさが受けそうではあります。


ダンボール戦機ウォーズの新作LBXはこのグルゼオンのみが展示されていましたが


今回のアニメでは従来よりも武器セットの発売が本編での活躍と連動されるとのことです。各チームともメカニックのキャラ達が活躍しそうですね。


新機軸としては大型モデル「ライディングアーマー」二種。お値段3150円とお高い商品ですが、ライディングソーサに代わる「乗せ物」としては従来の価格帯か。今回展示ではまだまだ秘密のしかけやからくりが色々あるらしいですんで続報に期待しましょう。またシリーズ従来商品(たとえば最初のアキレスでも)フットレストが調節可能でちゃんと乗せられるのですと。

高価格商品のハイパーファンクションではルシファーが、内蔵フレームの可動を存分に活かしたポージングで展示されていました、おおうカッチョええわい。とてもただの前座マンだったとは思えない神々しさである(w

バンダイブースはかなりボリューム満点お腹いっぱい。これでも抑え目なのですが。あーあとこれだけ貼っておきましょう。

ポケモンコーナーにモスピーダのインビットが混じっていたぞ!(大間違い)

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