マスターボックス「独・戦車兵4体 少年1体 & 犬 夏のサッカーゲームシーン 」

戦争の合間にサッカーに興じるドイツ兵とそれを見物する少年と犬、ユニークなフィギュアを次々にリリースしているマスターボックスならではの製品です。

ボックストップのシンボルマークが当時のサッカーボールになってます。米英対抗ボクシングセットに比べてものんびりおだやかなイメージで、通称「サッカーやろうぜ!」セットと称してレベルファイブ好き女子の歓心を買うのはどうであろうか。


「戦車兵」となってはいますが、特にボールを巡って競う二人は軍衣を脱いでるので必ずしも戦車兵である必然性はないかも知れません。(ゴールキーパー役と見物する兵士は戦車兵用トラウザーズ着用ですけれど)


完成見本イラストではランニングシャツに「ワシのマークでおなじみの」国家社会主義ドイツ労働者党のシンボルマークが描かれていますが、製品には特にこのマークのデカールが付属するようなことは例えウクライナ製のプラモといえどもあり得ませんのでその点ご注意のほど、いやこれホントは塗装指示なんだけどさ、濡れないよねさすがにね……


パーツはシンプルな1ランナー。火器や兵装を考慮せずに済む、安価な製品開発が可能なシチュエーションを考慮してるんだろうなあ。


無帽のドイツ兵ヘッドがインジェクションで入っているので応用性は高い…かな?


こちらはゴールキーパー。腰を落としてどっしり構えています。


見物する少年はかなり細身。戦時中なんで栄養状態があまり良くないのかも知れませんね。しかし状況としてはここはドイツかフランスか。どこの土地なんであろうか。


というのも彼、毛糸帽(?)外すとスキンヘッドに早変わりィ!でほらあっという間に対独協力者が戦後リンチされてる状況に(危)あーでも細身の身体とシンプルな頭部から、これを芯材に「女子高生」作れたりもするかなーほら流行りのいろいろに。胸が平らなのはそのまま千早に。


ボールを争うドイツ兵その壱。箱絵だとゴール前で激しく絡んでおりますが、単独で立たせるとヘンなポーズになるのは仕方が無い。


ボールを争うドイツ兵その弐。「ふしぎなおどりをおどった!」風でもある。


見物するドイツ兵はパイプが良いアクセントです。戦車に寄りかかって自然にリラックスしている状態で、これひとつ+車輛でもひとつの情景にはなりそう。


アクセサリーとしてはこれが無いと始まらないサッカーボールとゴールポスト×2、そして少年のペットと思しき犬が付属。サッカーボールが現在のような形に落ち着いたのは1960年代のことなのだそうですが、サッカーゴールが現在のような鉄骨フレーム+ネットの形状になったのはいつごろなんだろう。


このキットの使用に関してはパッケージに従ってサッカーやってる情景を作るのが素直な利用法と考えますが、その他にもサッカーをやってるとか、例えばサッカーをやってるとか、さらにはサッカーをやってるなどと、幅広い応用が可能なのです。


(´・ω・`)


あんまり奇をてらって超次元な事を考えても寒いだけですから、変なネタに走らず素直に製作するのが一番だと思いますよ?


いやまったくもって。

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